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🍀 夏1-2 行動を加速させる3つのキーワード

「旬」に合わせて、知識を使いこなす(行動・実行編)


情熱や意志の力だけで、長期的な成功は実現できません。

成功・成長し続けるには、知識やスキルと、それを使いこなす「知恵」が必要です。


  • 無限に溢れる情報の中から、何を学べばいいか

  • 学ぶことは楽しいけど、どう役立てればいいか

  • ビジョンやテーマを、どう実行に移せばいいか


メルマガ&ブログ『word-robe』ではそんな疑問に応えるべく、月々のテーマ(旬)に合わせた専門用語・キーワードを厳選してご紹介しています。

まずは言葉を知ることから、少しずつ日々の仕事や人生にお役立ていただけたら幸いです。


今月は「行動・実行」について、関連ワードを3つご紹介します。


【もくじ】


目標を行動に落とし込む「SMART」


「SMART」はそのままの意味ではなく、効果的な目標設定の条件をまとめた用語です。

5つの条件それぞれの単語の頭文字を抜き出して、「SMART」と表しています。


  • S(Specific/具体的):明確で具体的か、場面や情景が浮かぶか

  • M(Measurable/測定可能):進捗や達成度が数値化できるか

  • A(Achievable/達成可能):現実的か、努力すれば手が届く目標になっているか

  • R(Relevant/関連性):自分の使命や長期的な目標に沿っているか

  • T(Time-bound/期限がある):達成の期限やタイムラインが設定されているか


目標や計画を実行に移していく時は、これらの指標に照らし合わせて考えると曖昧さを解消しやすくなります。


成長を加速させやすい夏の時期だからこそ、「SMART」を意識して行動・実行を増やしていきましょう。



行動パターンを理解する「プロスペクト理論」


プロスペクト(prospect)は「期待・予想」という意味の単語です。人の「意思決定」に関する理論として、ダニエル=カーネマンとエイモス=トヴェルスキーによって提唱されました。


プロスペクト理論をざっくり解説すると、

  • 人は「得をする喜び」よりも「損をする痛み」の方を強く感じやすい

  • そのため、意思決定の際は「損失を回避する選択」が増える傾向がある

  • 損失を回避するために、人はかえってリスクのある判断をすることがある

  • 人の判断は圧倒的に感情的・相対的であり、決して合理的・絶対的ではない


といった内容になります。

人は慎重に判断しているようで、実はとても感情に左右されやすい、ということです。

(ギャンブルをする人の心理を想像するとわかりやすいと思います)


夏はエネルギーが高まり、行動量が増える季節だからこそ、判断には注意が必要です。感情任せしていると、知らず知らず無駄な行動が増えているかもしれません。

自分の判断や行動は本当に合理的なのか、立ち止まって考えるための材料として「プロスペクト理論」を知っておいて損はないでしょう。



期待感を行動力に変換する「ホーソン効果」


ホーソン効果とは、「注目されている」と感じられることで行動が変わる現象のことです。

ウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で行われた実験から名付けられました。


  1. 工場の生産性を測るため、照明や色彩など作業環境を変える実験をおこなう

  2. 作業環境を変えることで、実際に生産性の向上が見られた

  3. しかし生産性向上の真の要因は、「研究者に注目されている」という意識にあった


子どもの頃の授業参観と同じで、人は見られているとまじめになります。

これは実際に見られていることより、「見られていると思っていること」の方が重要です。


期待されている、注目されていると思うと、人はより行動・集中するようになります。

この習性を活かせば、行動を加速させることができます。


自分の行動によって、誰が喜ぶのか?

自分が行動しないと、誰が困るのか?

自分は誰に期待されているのか、誰に注目されているのか?


たとえ思い込みでもいいので、「他者の視点」を活かして行動を加速させていきましょう。



知識を学ぶことを、行動と成長のきっかけに


今週は、「行動できる時・できない時」を分析してみてください。

  • スムーズに行動できる時、そこにあるもの・ないものは?

  • なかなか行動に移せない時、そこにあるもの・ないものは?


うまくいかない時、何をすればいいかわからない時、勉強は良いきっかけになります。

本を読む。ネットで調べる。人に聴く。日常にはさまざまな「勉強」があります。

まずは知ること、学ぶことから、少しずつ行動・実行へとつなげていきましょう。


(何か思うこと・気付いたことがあったら、ぜひメールやコメントで教えてください)



思考と言葉を洗練させて、あなた独自の価値を発揮していきましょう!


(今月のアーカイブ)


【さらに具体的に考えたい人に、ドレスアップセッション


Dress Words Upでは、テーマをさらに深めるセッションを毎月開催しています。


  • 1ヶ月の振り返りで、思考の整理/経験の意味付け

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  • 季節の旬・テーマに合わせて、次のアイデアを考案


体験受講は毎月3名限定。フォームまたはメールアドレスからお問い合わせください。

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【季節と共に巡る洗練のサイクル】

春は軽やかに。夏は涼しげに。秋は彩りを。冬は温もりを。

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週刊メールマガジン『word-robe(ワードローブ)』では、

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