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春1−2 直感の言語化は「単語」から

自然の流れと調和した、思考の洗練を楽しもう。


  • 春は種蒔き、夏は伸び盛り、秋は刈り取り、冬は土づくり

  • 季節と共に変化を味わう、メリハリある生き方をご提案

  • 振り返りと言語化で想いを深め、仕事や人生の成熟へ


季節や天候に合わせて楽しむファッションのように、頭の使い方にも「ドレスアップ」を。


Dress Words Upでは、思考を洗練させる「ドレスアップサイクル」を、12のテーマ・52の観点でお伝えしています。


想いを実現し、人生の成熟を楽しむヒントとしてお役立てください。


まずは立春(2月4日頃)から立夏(5月5日頃)に向かう、春の3ヶ月から。


春、芽生え、立春
 

春のテーマと方針

  • 春3ヶ月の方針:知性を働かせて動き出し、今年の種を蒔く

  • 二十四節気  :立春→雨水→啓蟄→春分→晴明→穀雨

  • 2月のテーマ :直感を言語化して「今年のテーマ」を定める


(直感を言語化するポイント)

  • 1週目:「直感」と「思いつき」を区別する

  • 2週目:言語化の始まりは「単語」から

  • 3週目:「どのように」より「何」を重視する

  • 4週目:「達成」ではなく「設定」を意識する

 

【2週目】言語化の始まりは「単語」から


誰にでも、心の中で感じること・思っていることがあります。しかし、それを的確な言葉で表現するのは難しいものです。


  • イメージは浮かんでいるのに、言葉が出てこない

  • 話せば説明できるけど、文章ではまとまらない

  • 端的に伝えようとすると、抽象的すぎてかえって伝わらない


何を求めているのか。何を大切にしたいのか。

仕事や人生を左右する大切な感覚ほど、言葉で伝えることが難しくなります。


いきなり的確な言葉で表現しようとすると、かえって何も言葉が出てこなくなるかもしれません。そこでオススメしたいのが、「単語で考える」という作業です。


文章で考えることは難しい


言語化の難しさは、「ニュアンスの違い」にあります。

例えば、「顧客満足」という表現と「お客様の感動」という表現では、似たような意味でも伝わる印象がまったく違います。


「言いたいことはわかっているけど、ピッタリの言葉がない」ということが、言語化のプロセスにはよくあります。


的確な言葉で表現したり、わかりやすい文章にまとめたりしようとすると、脳に意外と大きな負荷がかかります。


脳は面倒なことほど後回し・先延ばしにようとするため、頭を使ってゼロから言葉を考えるのは得策ではありません。もっと負荷をかけない方法が必要です。


例えば、次のような方法はあまり脳に負荷をかけません。

  • ゼロから言葉を考える < すでにある言葉を使う

  • 適切な言葉を探す < 適当な言葉を集める

  • 文章でまとめる < 単語を組み合わせる


アイデアを洗練させる時は、最初から正解を探すより、たとえクオリティが低くても「たたき台」を用意する方が、結果的に早く最適解に辿り着きます。言語化も同じです。


まずは目の前の「単語」を拾うこと、何となく気になった「キーワード」を集めることから始めましょう。


会議、ミーティング、情報伝達

頭で考えるより、「見聞き」しながら考える


単語を探す時は、頭で考えて言葉を思いつくよりも、あたりを見回して目に入ってくる言葉を「キャッチする」方がカンタンです。


  • 本のタイトル

  • 気になった写真

  • 風景や映像

  • 身近な人の発言


情報が何もないところから考えるより、すでにある情報を活用する。そこからの連想して適切な言葉を見つけていくのが、言語化の適切なプロセスです。


最近よく目にする言葉は何か?

脳裏に浮かんでいるイメージは何か?

耳にこびりついて離れないフレーズやメロディは何か?


「なんとなく気になる」という感覚と、それを端的に表す身近な単語、両者をつなぎ合わせていくことで、直感は少しずつ言語化されていきます。


最初から正解を探して難しく考えるのではなく、まずは楽しみながら「直感のカケラ」を集めましょう。


情報、言葉、広告

直感の言語化は「メモ→連想→文章化」でまとめる


気になった単語やキーワードは、そのままにしておくと忘れてしまいます。

なるべく気になったその瞬間にメモしておくと、忘れる心配や後悔を減らせます。

(メモする上でも、単語を書く方が文章を書くよりカンタンです)


メモした単語は、そのままでは大した意味を持ちません。

その言葉に、自分はどんな意味やイメージを見出すのか、メモした言葉の共通点は何か、「連想」していくことがポイントです。


複数の単語をつなげたり、こじつけで意味を与えたりしていくうちに新しいアイデアが生まれ、直感が具体化されていきます。


言葉遊びやブレインストーミングを楽しみながら、直感を彩っていきましょう。


気になる単語を拾い集め、連想して意味を広げ、直感を表す言葉にまとめる。

そんな「直感の言語化」を通して、想いやアイデアは洗練・共有されていきます。


  • 意思決定のスピードを上げる

  • 情報伝達の精度を上げる

  • 指示内容を明確にする

  • 真の価値を伝える

  • 共通認識や文化を築く


壮大や成長や変容も、日々の行動やコミュニケーションの改善も、始まりは「気になる単語」から。


小さなこと、カンタンなことから、直感の言語化を楽しみましょう。


考えごと、言語化、ブレインストーミング

(直感の言語化プチワーク&次回予告)


直感を言語化する練習に、以下のワークにチャレンジしてみてください。


  1. 1日3つ、「なんとなく気になる単語」をメモする

  2. それぞれの単語から「共通点」を3つ探す

  3. 3つの共通点をもとに、直感を表す「1つの文章」を作る


そこから出てきたアイデアは、きっと今週・今月・今年の行動のヒントになるはずです。

(試したらぜひメールやコメントで教えてください)




次回はここから発展して、「直感を具体的なアイデアに変える方法」についてお話しします。ぜひ楽しみにしていてください。


 

(お知らせ:ビジョン・直感を言語化するヒント)


「ドレスアップサイクル」に基づいた、思考を整理・洗練させるセッションを受けてみませんか?


1−2月の開催テーマは以下の通りです。


  • コーチングセッション『直感の言語化』

  • オンラインワークショップ『ビジョニング』

(※詳細はカレンダーおよびメニューに記載予定、現在準備中)


体験受講も受け付けています。ぜひ「洗練された目標」の奥深さをご体感ください。

フォームまたはメールアドレスからお問い合わせください)


メルマガ、ワードローブ


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