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  • 執筆者の写真じゅくちょう

悩んだ時は「問い」を変えよう

悩む時、多くの人は「どうすればうまくいくか?」と考えます。

でも、そのまま考え続けてうまくいくことは、実はほとんどありません。


「質の低い問いから、質の高い答えが出てくることはない」

というのが、探求の難しいところです。


自分で考えても答えが出てこないとなると、次は新しいことを学ぼうとしたり、その道のプロに聞いたりします。


でも知識やアドバイスは、必ずしも自分の状況(背景)にフィットするとは限りません。

質の低い問いを頼りに、検索したり相談したりしても、質の高い回答は得られません。


そういう時は、答えや新しい情報を求めるのではなく、「問い」そのものを見直してみましょう。


いくつか例をご紹介します。基本的には、問いを「逆」にするのがポイントです。


 

【ケース1】中学生の新学期


中学生や高校生は、新学期になると新しいクラスに悩みます。

「初対面が苦手です。何を話せばいいんでしょう?」

うちの塾に来ていた10代の子たちも、よくこんな悩みを話していました。


「何を話せばいいか?」と考えているうちは、会話はなかなか広がりません。人は興味がある話以外に耳を傾けようとしないもの、中高生ならなおさらです。


こういう時は、自分が話そうとするより、相手に話してもらう方がうまくいきます。問いを変えるとしたら、


「何を聞けばいいか?」


です。実際に試してみた中学生のY君は、相手への質問が増え、相手の話に合わせて会話を広げることができるようになりました。


 

【ケース2】マネージャーの人材育成


仕事ができる人ほど、後輩や部下の育成に悩みます。

「なんであの人はできないんでしょう?」

毎月『思考のメンテナンス』を受けていたマネージャーのSさんも、よく自問していました。


相手のできない理由に目を向けていると、正論で説得しようとする流れが加速して余計に溝が深まります。意識を向ける矛先を、相手から自分に向けることが大切です。


「なぜ自分はできるのだろう?」


自分ができる理由を探していくと、自分の恵まれた環境や機会に気付き始めました。

「前提や条件が全然違うのに、同じ結果を求めていたんですね」


それからSさんは、部下の事情や背景をしっかり聞いた上で指導を行うようになりました。



 

あなたの「問い」を、ちょっと変えてみると?


いきなり答えにたどり着かなくても、新しい情報を取り入れなくても、「問い」を変えるだけで新しい景色が見えてくることがあります。


あなたが問うべき「質問」は?


今週はぜひ、普段悩んでいることの「問い」を変えてみてください。


週に一度は、思考や行動のパターンを変える『意識のダウンタイム』を。


読んで考えてくださって、ありがとうございました。


 

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