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春2-2 目標にふさわしい自分になる

【季節の流れに学ぶ、成長し続けるサイクル】


  • 春は種蒔き、夏は伸び盛り、秋は刈り取り、冬は土づくり

  • 季節に合わせて、思考と行動にメリハリをつけましょう

  • 成長し続けるための、「洗練の習慣」をお届けします


季節に合わせて楽しむファッションのように、頭の使い方にも「ドレスアップ」を。

 

春は「始動」、まずは「決めること」から

  • 春の方針 :種を蒔く=今年の目標やテーマを設定する

  • 2−3月  :セルフイメージ(理想像)を洗練させる

  • 二十四節気:立春→雨水→啓蟄→春分→晴明→穀雨


(セルフイメージ・理想像のポイント)

  • 1週目:計画を立てる前にすべきこと

  • 2週目:目標にふさわしい自分になる

  • 3週目:これまでの自分を手放すには

  • 4週目:行動を変える最も確実な方法

 

先週は、「目標を決めたら、計画を立てる前に『セルフイメージ』を変えよう」という話をしました。


  • 人の発想や行動は、自分に対する印象(セルフイメージ)で決まる

  • 古いセルフイメージで計画を立てても、新しい目標は達成できない

  • 新しい目標を達成したいなら、セルフイメージの見直しから始める


今の自分の発想で計画を立てるより、「目標を達成する人ならどう考え、どう行動するか」を考えて計画を立てる方が、目標達成の可能性が高まる、という内容でした。

(詳しく知りたい方は前回のブログをご覧ください)


この方法は、さまざまな本でも紹介されています。そして、私(福田幸志郎)も実際に大学受験や起業の際に試して効果を実感しています。先に私の体験談からお話しします。


大学、キャンパス

6ヶ月で志望校現役合格を実現した話


高校2年生の頃、私は神戸市外国語大学英米学科への現役合格を目標にして日々勉強をがんばっていました。


朝は7時から学校で自主勉強、休み時間は単語帳で暗記、放課後は部活動をがんばって、入浴と食事を済ませたら就寝まで勉強……定期テストと受験のバランスを考えながら、コツコツ勉強を重ねていました。


しかし、高校3年生になっても模試の成績は変わりません。ずっとE判定のまま、高校最後の夏休みに突入してしまいました。


(このまま勉強を続けていて、成績が急激に伸びるとは思えない。何とかしないと……)


経済的な事情から塾に通う選択肢はなく、自力でどうにかするしかありません。何が何でも現役合格を実現したい僕は、苦肉の策としてこんな質問を自分に投げかけました。


「実際のところ、神戸市外国語大学に現役合格する人とは、どんな人なんだろう?」


勉強、受験、高校生

身近に神戸市外大の知り合いはいなかったので、勝手な想像でイメージを膨らませました。

  • 心に余裕がある、悲壮感がない、自分を信じている

  • 世界を見据えている、受験だけに囚われていない

  • 英語に慣れ親しんでいる、普段から耳にしている

  • 目標に向かって計画的に勉強している

  • メリハリがある、集中と休息の切り替えがうまい

  • 適度に遊び、うまくリフレッシュしている

  • 健康面にも気を遣っている、夜更かしはしない


実際に合っているかどうか、検証はできません。「多分、こんな人だろう」という推測で、自分にとって理想の受験生像を定義していきました。

そしてイメージが具体的になった時、新しい問いをひらめきました。


(ということは、もしこの人と同じように行動できれば、自分も合格できるのでは?)


現役合格する人は、夏休みをどう過ごしているのか。秋の模試でどれくらいの成績を取っているか。これから半年をどう楽しみ、結果を出しているか……。さまざまな問いが生まれ、自問自答を重ねていくことで「現役合格にふさわしい計画」ができました。


そして、これをそのまま行動に移したことで、実際に現役合格を実現しました。


大学、キャンパス

「ふさわしい自分になる」とは、演じること


いきなり行動や習慣を変えようとすると、無理が出てきます。「こんなの自分らしくない」と思う場面もあるかもしれません。


そういう時は、「これは演技なんだ」と思えばハードルが下がります。

本当の自分は、もっと未熟で、怠惰で、臆病かもしれないけど、目標達成に向かって進む時だけは、理想的な人を演じて真似すればいい。


そう思えば、いつもと違う行動をしても違和感になりません。演技なら、いつもと違って当たり前だからです。


新しい自分として行動しようとすると、どうしても「今までの自分」が立ちはだかってくるので、まずは演技でごまかすところから始めてみましょう。

続けていくうちに、それをしている方が自然だと思えるようになってきます。


そもそも習慣やセルフイメージとは生まれついてのものではなく、経験によって身に付くものです。今までの自分は、必ずしも「これからの自分」を定義するものではありません。


これからの自分は、これからの行動や経験によって創っていくものです。理想の自分に向かって一つ一つ目の前の行動や習慣を洗練させていきましょう。


まずは、どんな演技から始めますか?


舞台、演技、ステージ

(今週のワーク/次回の予告)


「目標にふさわしい自分」をヒントに、計画を立ててみましょう。


  1. その目標を達成している人は、どんな計画を立てているでしょう?

  2. その計画を、どうやって実行に移しているでしょう?

  3. 失敗や挫折にぶつかった時は、どうやって乗り越えているでしょう?


計画や行動へと移っていくと、まずは変化する楽しさが見えてくるはずです。

そして、同時に「過去の自分」が立ちはだかるかもしれません。次回は、そんなマイナス面についてお話しします。


何か試したこと・気付いたことがあれば、ぜひメールやコメントで教えてくださいね。


言葉と思考を洗練させる習慣を身につけて、変化する楽しさ、成長し続ける喜びを分かち合っていきましょう。


 

【より深い理解・言語化を求める方へ】


季節のサイクルに基づいて、思考を整理・洗練させるセッションを開催しています。


2−3月のテーマは『理想像のドレスアップ』です。


  • 1ヶ月の振り返りで、思考と感情をスッキリ整理・洗練

  • 言葉のコンシェルジュと共に、テーマを探究・言語化

  • 次の1ヶ月に向けて、新しいアイデアや計画を設定


体験受講は毎月3名限定。「洗練された目標」の奥深さをご体感ください。

フォームまたはメールアドレスからお問い合わせください)


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