【伝わりやすさの原則10】質問は「目的」がすべて
- 福田幸志郎

- 1月27日
- 読了時間: 2分

【本音を引き出す質問の作法】
セールスの精度を高める「質問」についてお話しします。
本音を理解し、喜ばれる提案をするには、どう問いかければいいか?
その作法と考え方を一緒に見直していきましょう。
◆ 「何を聴くか、どう聴くか」の限界
「質問が大事」といっても、本音を引き出すのは難しいものです。
・質問しても会話が広がらない
・反応が薄く、深まらない
・詰問や誘導尋問になってしまう
自分が知りたいことと、相手が話したいことは必ずしも一致しません。
聴こうとするあまり、かえって気を悪くさせてしまう可能性もあります。
方法を工夫するだけでは、信頼関係は発展しません。
ここで必要なのが、「目的の切り替え」です。

◆ 見直すべきは、方法より「目的」
質問の本来の目的は、相手を理解することにあります。
しかし自分の目的が先に来ると、「必要な情報をどう引き出すか」という思考に囚われてしまいます。
方法を考えるよりも、まず「目的」の見直しと切り替えが大切です。
・自分が得たい結果のために聴こうとしてないか
・自分の主張や提案を通すための質問になってないか
・結論ありき、評価ありきの聴き方になってないか
私たちも、別の意図が見える質問には心を閉ざしますよね。
まずは当初の目的を保留して、相手を理解することそのものに意識を向けましょう。
◆ 純粋に、理解する歓びを味わおう
人は誰しも、自分を理解しようとしてくれる人に心を開きます。
だからこそ、大切なのは「もっと知りたい」という純粋な気持ちです。
・自分の目的はいったん忘れる
・純粋な興味で質問する
・善悪で評価せず、まず受け止める
・逆の立場ならどう感じるかを意識する
理解しようとする姿勢そのものが、相手にとっての価値になります。
誰であれ、自分を理解しようとしてくれる存在は貴重です。

◆ 問いのセンスを磨く、4つの問い
質問する目的さえ切り替えることができれば、質問する内容は自然と見つかります。
まずは、相手の立場になったつもりで、以下の問いを考えてみてください。
・あなたなら、どんな人に心を開きたいですか?
・昔のあなたなら、どんな聴き方をされたかったですか?
・人からのお誘いや提案で、嬉しかったこと・イヤだったことは?
・相手から見て、あなたはどんな人に見えていると思いますか?
ぜひ少し立ち止まって、書き出しながら考えてみてください。
問いを重ねて、お互いへの理解を深めていきましょう。







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