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【原則6】応援は「関わる頻度」がカギ


共感された=行動してくれる、ではない


会話や会議は盛り上がったのに、結局何も進まない。そんな経験はありませんか?

  • アドバイスや提案をしても改善されない

  • 結局、自分が率先して行動する羽目になる

  • お金や手間がかかることになると、急に反応が鈍くなる

  • その場では「いいですね!」と盛り上がっても、後で忘れられる


「どう伝えれば動いてくれるんだろう?」と悩むのは自然なことです。

しかし、実はこれ、単なる伝え方のテクニックの問題ではありません。

もっと根本的な、人の「感覚・認識」に関わる問題です。


原因は伝え方ではなく「人間理解」


あなたが自分の欲求を満たそうとするように、他の人も自分の欲求を満たそうとします。

「人や社会のためにがんばりたい」という想いも、究極的には自分の欲求です。

誰しも自分の欲求を満たすことが最優先である、というのが人間理解の前提です。


ここで思い出してほしいのが、前回お伝えした「物語」です。


人は物語から学び、物語に沿って考え、行動します。

そこで重要なのは、他人の物語ではなく「自分の物語」です。

自分の物語とつながった時、人は初めて行動を起こします。


人の話に感動したからといって行動に至らないのは、このような違いがあるからです。

人への理解を示す「共感」と、自分の欲求を満たす「行動」は、まったく別物です。



応援を引き出すカギは「接触頻度」


相手に行動してもらうには、「相手の物語」とつながる必要があります。

とはいえ、難しい話ではありません。

相手の物語とつながる秘訣は、「関わる頻度」を増やすことです。

  • お礼や近況報告といった、ちょっとした連絡

  • イベントへの参加、商品やサービスの購入

  • コミュニティへの反応、SNSへの「いいね」やコメント

  • 共通の趣味、相手の興味に関する情報共有


挨拶や連絡を増やすだけで、あなたは相手の物語の「登場人物」になることができます。

大切なのは「何を話すか」ではありません。「どれくらい関わるか」です。

まずは小さなことから、少しずつ「接触頻度」を増やしてみてください。



小さな関わりを続けよう


大げさな働きかけは、かえって長続きしません。

ほんの一言の挨拶やちょっとした連絡の積み重ねが、応援や協力を引き出します。

  • 人は何度も会う人に安心感を覚える

  • 人は繰り返し触れた情報を信用する

  • 人は身内や身近な人を世話したくなる


これは心理学で、「単純接触効果(ザイアンス効果)」と呼ばれています。

人には、遠くの専門家より身近な知り合いを信頼する傾向があります。

小さな関わりの積み重ねで登場回数を増やし、協力関係を築いていきましょう。


想いを分かち合い、未来を創造できるように、

一緒に「伝わりやすさ」を磨いていきましょう。

福田幸志郎

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