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【原則4】話を組み立てる力は「制限時間」で磨かれる

制限時間、タイマー

【伝わりやすくなるフォーマット】


大切なことを人に伝える時、「何からどう伝えるか」は悩ましい問題です。


  • 前提から説明する必要があるけど、話が長くなる

  • 自分では全部つながってるけど、周りからはバラバラに見える

  • どれも重要に思えて、内容を削るのに勇気がいる

  • 「起承転結」くらいしか、話の組み立て方を知らない


特に、新しいアイデアを伝える場合は、さらに難しくなります。


説明、プレゼンテーション

伝える上で、相手の「意識」は無視できない


もし時間が無限にあって、相手があなた「だけ」に意識を集中してくれているなら、どんな伝え方でもきちんと受け取ってもらえます。


しかし実際は、誰もが限られた時間の中でさまざまなことに意識を向けています。ただでさえ注意散漫な状況で、まとまりのない話をされてもおそらく理解できません。


注意力の限界を考えると、「限られた時間の中で伝えること」はとても重要です。


伝わるように話を組み立てたいなら、「制限時間」を設けてみてください。

まず「何分で伝えるのか」を考える方が、伝える内容や順序がまとまります。


時間管理、マネジメント、時間配分

制限時間ごとに「フォーマット」を作ろう


話の組み立ては、基本的に「三幕構成(始まり・変化・結末)」だけで十分です。


これを時間の尺に合わせて調整すれば、意外とシンプルに組み立てができます。

いくつか定番のフォーマットをご紹介します。


  • 1分 =20秒×3幕(細かい話はすべて省略、要点だけ伝える)

  • 3分 =1分×3幕(要点に解説を加えて、内容を膨らませる)

  • 6分 =2分×3幕(ストーリーを加えて、感情に訴えかける)

  • 15分 =5分×3幕(詳細な事例を加え、深い気付きを与える)


制限時間を設けておけば、話すべきことと削るべきことが自然と整理できます。


話が長くなってしまうのは、「伝えたいこと」が話の中心になっているからです。

これからは、「制限時間」を中心に話を組み立ててみてください。


発表、プレゼン、スピーチ

時間がわかれば、悩まない。焦らない。


最初のうちは、時間を意識しすぎて焦ってしまうかもしれません。

しかし、練習を重ねていけば「時間内に話せる量」がわかるようになります。

そうなると、時間の長さに応じた伝え方が自然と身に付いてきます。


  • 名刺交換の場面で、安定感のある自己紹介ができる

  • 会議で急に話を振られても、落ち着いて意見を返せる

  • 時間ピッタリで話が終わり、スマートな印象を残せる


全部伝えようとするより、まずは「時間内に」伝えることから始めましょう。


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