なぜ手間をかけてまで「言語化・伝え方」と向き合うのか?
身近な人に対して、「伝え方」で悩むことはありません。
付き合いの長い人、いつも一緒にいる人、同じコミュニティに属する人とは「共通認識」があり、説明する手間が大幅に省略できます。
「全部を言わなくてもわかってくれる人」は、存在としてはとてもありがたいです。
ただ、その優しさに甘えたままだと、自分の世界はどんどん狭まってしまいます。
似た者同士で過ごしていても、感覚を言葉にする能力やわかりやすく説明する能力は伸びません。
初対面の場面、アウェイに飛び込む場面で、その差は顕著になります。居心地の良い人とばかり過ごした結果、「広い世界」がかえって居心地悪くなってしまうかもしれません。
言語化・伝え方と向き合うことは、自分の世界を広げること、広い世界に対してオープンになることでもあります。
言葉にすること、わかりやすく伝えることは面倒ですが、だからこそ仕事や人生に広がりが生まれます。
現代において、「言語化・伝え方」を学ぶことの価値
一昔前まで、人は同じ地域・同じ業界で同じような人と関わって生活していました。
しかし現代は、生活様式が急速に変化し、さまざまな地域・業界でさまざまな人と関わるようになりました。
人生の可能性や選択肢は格段に広げやすくなった一方、感覚や価値観の異なる人と関わる機会も増えました。
それは「言わなくてもわかってくれる」場面が大幅に減ったということでもあります。
「言語化・伝え方」を学ばないままでは、価値観が多様化した現代でさまざまな人とわかり合うことはますます難しくなります。
現代において可能性や選択肢を広げるには、価値観の異なる人と関係を築く能力が求められます。「言語化・伝え方」は、そのために役立つ知恵といえます。
私たちは、そうした新しい社会に備えるサービスとして『Dress Words Up』をお届けしています。
「ストーリーテリング」を学ぶオンライン講座も、そのために作りました。
今回の記事では、講座でお伝えしている内容の一部を動画でご紹介します。
(講座の概要・プログラム)
0. なぜストーリーが必要なのか? ~人間理解と時代背景~
1. ストーリーテリングの技法 ~共感性と具体性~
2. ヒアリングの技法 ~他者の視点から始める~
3. フレーミングの技法 ~関係性を進化させる~
【なぜストーリーが必要なのか?】
社会背景:加速度的に変化していく社会の実情
人間理解:1万年ずっと変わらない人間の本質
ストーリーがもたらす効果
話し手が信用される条件
(こちらのワークシートを印刷して書き込むと、さらに理解が深まりやすくなります)
言語化・伝え方の能力を高めて、想いを実現する生き方へ
自分らしさを大切にして生きるためにこそ、「他者の視点」を大切にしたいものです。
相手の視点に立ち、相手を理解してこそ、自分も理解される。
そうして「想い」を分かち合うことで、自分らしい生き方が実現できていく。
そんな仕事や人生を創造していけるように、お互い「言語化・伝え方」と向き合っていきましょう。
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