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気持ちを前向きに保つ最も確実で簡単な方法は、普段使っている「あるもの」を変えるだけだった!

(※写真はイメージです。登場人物とはあまり関係ありません。)
(※写真はイメージです。登場人物とはあまり関係ありません。)

 

「ちゃうねん!」

 

「ちゃわん!」

 

「いや、ちゃうねん!」

 

「いや、ちゃわん!」

 

 

それは勉強を教えない塾のじゅくちょうと10代のじゅくせいの間でたまに繰り広げられる、

 

意見の衝突です。

 

(「ちゃわん」とは、「違わない」の関西弁。←それはちゃうやろ)

 

今日もまた、中学生のカナが受験勉強のことでじゅくちょうと話し合っていました。

 

 

カナ「受験は自分でがんばりたいと思ってるからやる気はあるねんけどな、

 

メンタルを保ち続けるのが結構大変やねん……」

 

 

彼女の成績は決して悪くはなく、がんばれば成績上位に入る実力があります。

 

ただ、プレッシャーやストレスに弱いところがあって、

 

勉強を継続してレベルアップできるのか、本番で実力を発揮できるのか、

 

不安を感じることがたくさんありました。

 

 

カナが志望校のレベルを今の自分より少し上に設定したのは、

 

ただ単に将来の不安から逃れるためではなく、より広い世界で勝負がしたいから。

 

気持ちとしては前向きな理由で受験に臨んでいるため、

 

じゅくちょうとしても彼女の受験を応援する気満々です。

 

 

じゅくちょう「そうやな、不安には駆られるし、時間も労力もかかるし、

 

しかも勉強が将来の役に立つ保証はないし……もういっそ、受験やめとこか!」

 

(応援する気ないだろ)

 

 

カナ「いや、ちゃうねん! やる気はあるねん!

 

私は勉強はがんばりたいねん。確かに面倒やけど、できひんわけじゃないし。」

 

じゅくちょう「よし、じゃあがんばろう! まずは1日6時間!」

 

カナ「だからちゃうねんって!」

 

じゅくちょう「だからちゃわんって!」

 

 

こんな風に、今日も勉強を教えない塾の授業は続きます。

 

(授業になってるのか?)

 

 

じゅくちょう「がんばるって決めたなら、がんばればええやん」

 

カナ「そうやけど……決めてもできひん、続かへん、みたいなとこ、誰にでもあるやん?」

 

じゅくちょう「まあ確かに……俺もベトナム語の勉強は2ヶ月で挫折したしな。」

 

カナ「受験は挫折するわけにはいかへんねん!」

 

じゅくちょう「本当は挫折しても何とかなるけど、ひとまずそういうことにしようか。」

 

カナ「だから『ありのままでOK』的な話じゃなくて、

 

『メンタルを鍛えて困難を乗り越える』的なやり方ってないん?」

 

じゅくちょう「しかも『普段の勉強の中で工夫できる』的な?」

 

カナ「そう、そんな感じ!」

 

じゅくちょう「まあじゃあ、今日の授業はそんな感じでいこか!」

 

 

……こうして思考と対話を深めていくことで、

 

単なる愚痴や不満は「解決策を考える問題」へと進化していくのでした。

 

(ようやく、はじまりはじまり……)

 

 

メンタルが弱い、ストレスに弱い、経験がない、過去にトラウマがある、やる気が出ない…

 

こういう状況は大人になっても確実に存在するので、

 

そのための対処法は実際に身につけていく必要があります。

 

「口だけじゃなく、実際にがんばる気はあるのに、行動が伴わない」

 

 

こんなジレンマは、人生に挑戦している人なら誰でも頭の中にあるはずです。

 

さて、どうやって「発想の転換」を生み出していきましょう?

 

 

まず「メンタルを強く保つ手段」として一般的に考えられる方法は次の通りです。

 

・メンタルヘルス系の講座や本で勉強する

 

・苦しいけど挑戦してストレス耐性をつける

 

・心理療法やカウンセリングで精神状態を落ち着かせる

 

・スピリチュアル系の先生に前世からの魂を浄化してもらう

 

 

……インターネットで調べれば、たくさん情報が出てきそうですね。

 

(最後の方法は「一般的」なのか?)

 

ひとまず、これらの方法が無意味だとかインチキだとかは言いません。

 

いずれも詐欺でない限り、役に立っているから世の中に存在しているはずです。

 

 

ただ、問題は、結構な時間とお金がかかること。

 

勉強や挑戦には時間がかかるし、講座やカウンセリングにはお金がかかるし、

 

いずれも短期間に回数を重ねることが難しいやり方になってしまいます。

 

今回のケースのように、中学生や高校生が時間とお金をかけずに、

 

短期間でメンタル面の問題をクリアする方法は考えられないでしょうか?

 

 

さて、そこで本日ご紹介したいのが、こちらの「魔法の水」

 

 

(霊験あらたかな神川の山水)
(霊験あらたかな神川の山水)

この水を飲めばメンタルが浄化されて一瞬でポジティブに…

 

(それは完全に詐欺だろ)

 

 

メンタルを強く保つには、まずメンタルが何によって生み出されているのか、

 

「源流」の部分を知る必要があります。

 

これを前世やトラウマのせいにしてしまうと、

 

話が大きくなりすぎて自分で対処できなくなってしまうわけです。

 

もっとシンプルに考えてみましょう。

 

 

メンタル・気分・感情、どんな表現でもいいのですが、

 

それを生み出している源流は、実は「言葉」です。

 

 

言葉が感情や気分を生み出し、行動につながり、いわゆる「メンタル」が鍛えられます。

 

良い言葉を使えば、良いメンタルが鍛えられ、

 

悪い言葉を使えば、悪いメンタルが鍛えられる、というわけです。

 

 

だから、良い言葉を使う(知る)ことが、メンタルを鍛える最も手軽で確実な方法になります。

 

 

これは「自分の気持ちに嘘をつけ」とか「感情をごまかせ」とかいう話ではありません。

 

楽しくないのに「楽しい」という言葉を使ったところで、

 

心はそれが嘘であることを知っています。

 

大切なのは、表面的な言葉を変えることではなく、「表現のしかた」を変えることです。

 

楽しくないことを「楽しい」と偽るのではなく、「楽しくない」を別の言葉で表現することです。

 

 

ちょっと考えてみましょう……

 

「勉強は楽しくない」という言葉は、他にどんな表現ができるでしょう?

 

「勉強は工夫が必要」

 

「勉強は奥が深い」

 

「勉強は修行」

 

「勉強は頭を使う」

 

……どれも意味はそんなに変わらないはずです。

 

でも、感じ方はいかがでしょう?

 

どれも同じではないはずですし、一つ一つも微妙に感じがしませんか?

 

「工夫」と思えばワクワクできる人、「修行」と思えばがんばれる人がいるはずです。

 

 

「同じ感情でも、表現を変えれば、捉え方が変わる」

 

というのが、今日お伝えしたいことです。

 

学習者が自分で知っておくことはもちろんですが、

 

先生や親、企業のリーダーといった指導者が知っておくことで、

 

効果的なフィードバックを与えることも可能です。

 

 

 

せっかくなので、中高生のじゅくせいたちといくつか考えてみました。

 

 

「今日、クラスの友達がめっちゃうざかってなー……」

 

→「そっかー、クラスに『刺激的』な奴がおるんやな。」

 

 

「テスト勉強の量が多くてめっちゃめんどくさいねんかー……」

 

→「テスト勉強を乗り越えるのは『奥が深い』ってことか。」

 

 

「勉強も趣味も、突き抜けたところがなくて、自分が中途半端やねん……」 

 

→「いろんな興味に手を出して、自分を見極める『旅の途中』なんやな。」

 

 

「たまに気持ちがめっちゃ下がって、自分が情けなく感じる時があって……」

 

→「情緒豊かな感じをしっかり『味わってる』んやな。」

 

 

 

……いかがでしょう?

 

しっくりこない表現もあるかもしれないので、その時は別の表現を考えてみてください。

 

自分の気持ちに嘘をつくのはオススメできませんが、

 

こういう「言葉の置き換え」は嘘をついているわけではないので、

 

ストレスやプレッシャーにさらされた時は一呼吸置いて試すことができます。

 

 

「言葉の使い方を変えるだけで、感じ方や考え方が変わる」というのは、

 

研究分野でいうと『アファメーション』や『自己達成予言』、『潜在意識』

 

みたいなところに含まれるものです。

 

(参考資料を貼り付けておきますので、興味がある人はどうぞ)

 




 

 

「表現」を変えるだけで、「感情」が変わるって、素敵だと思いませんか?

 

 

世間には「思ったことを言って何が悪いんだ!?」みたいな文句がありますが、

 

「表現のしかたを変えるだけでもっと良い感情や関係を生み出すことができる」

 

という観点で考えれば、あまり良い選択肢とは言えないかもしれませんね。

 

 

感情のコントロールは難しいので、「思う」こと自体は避けようがないかもしれません。

 

うざいことも面倒なことも、生きていればたくさん遭遇することでしょう。

 

でも、思ったことを「どう表現するか」というのは、それなりに自分で工夫することができます。

 

最初は良い表現がなかなか思い浮かばないと思いますが、

 

良い言葉をたくさん覚えたり、後からゆっくり考えて反省したりすれば、

 

少しずつ自然と良い表現が使えるようになっていきます。

 

 

「自分がどんな言葉を使っているか」、意外と僕たちは無自覚なものです。

 

最後に『良い表現を使うためのポイント』をまとめておきますので、

 

ぜひ手順に沿っていろいろ試してみてください。

 

 

1.まずは「自分が普段使っている言葉」に気付くことから始めてみましょう。

 

(こだわりたい方は、自分の発言を録音したりメモしたりすると、かなり明確になります)

 

 

2.自分の言葉が良くない場合は、他に使える「良い表現」がないか探してみましょう。

 

(先ほどお伝えした通り、気持ちに嘘をつく表現ではなく、気持ちを言い換えた表現です)

 

 

3.良い表現が見当たらない場合は、もっとたくさんの良い言葉を知りましょう。

 

(良い言葉を知るには、良い人と話したり、良い本を読んだりするのが一番です)

 

 

外国語を勉強するとイメージしやすいのですが、「表現」も外国語と同じように、

 

「出会った言葉、覚えた言葉」しか使うことができません。

 

できるだけ良い言葉を覚えて使いこなしたいところです。

 

 

ちなみに英語に関しての参考情報ですが、

 

世の中に存在している「ネガティブな表現」は、

 

「ポジティブな表現」のおよそ2倍にのぼるそうです。

 

何も意識せずに過ごしていると、ネガティブな感情に支配されるのは当前かもしれませんね。

 

ぜひ、意識してポジティブな言葉を増やしてみてください。

 

メンタルを鍛えるのに、前世やトラウマを解消する必要はありません。

 

 

カナ「ひとまず一週間試してみるわ。あー、今日の授業も『刺激的』やった!」

 

じゅくちょう「…誰が『うざい』って?」

 

(言ってねえよ←ネガティブな解釈に気をつけましょう)

 

 

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