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「とりあえず10年」で積み重ねたもの

 

「とりあえず10年やってみてから、次のことを考えよう!」

 

……10年前の今日、

 

じゅくちょうは亀岡にやってきた。

 

 

・社会人としての経験0

 

・貯蓄0円

 

・亀岡の知人4名

 

 

…まさに「何もないところ」からのスタート、

 

中学校で英語の先生をすること以外に、

 

将来像も何も描いてなかった。

 

 

「自分らしく生きられたらいいな」とか、

 

「大人になるって実際どんな感じかな?」とか、

 

なんとなく期待や不安は持ってたものの、

 

目標も対策も何をどう考えればいいかわからず、

 

「出たとこ勝負」の態度しか持ち合わせてなかった。

 

 

あれから10年、

 

学校の先生は1年で辞めたし、

 

あれこれを経て今があるわけだけど、

 

 

10年前のじゅくちょうを知っている人は、

 

現役塾生の中ではたった1人だけ、

 

歴代塾生の中で考えてもわずか2人……つまり、

 

 

「勉強を教えない塾」のほとんどすべては、

 

この10年のうちにできた縁ばかりということだ。

 

 

ひとまず当時の葛藤から2013年までの5年は

 

本にまとめてあるから、買って読んでもらうとして、

 

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「出たとこ勝負」から始まって今に至るまで、

 

改めて自分が10年でやってきたことをまとめると、

 

ざっくりとこんな感じになる……

 

 

☆ 株式会社の設立

 

☆ 書籍の出版

 

☆ 歴代塾生 209名(子ども84名、大人125名)

 

☆ 依頼された講演 26回

 

☆ 自主開催の講座 約3300回

 

☆ 歴代受講生 約1400名(※のべ人数ではない)

 

☆ テレビ&ラジオの出演 4件

 

☆ 新聞・雑誌の取材 11件

 

☆ 大道芸の出演回数 約150カ所

 

 

学生時代に遊んでただけの奴の実績としては上々、

 

今描いてる「将来の自分」から見るとまだまだ、

 

 

過去から見るか未来から見るかによって、

 

自己評価なんてものはいくらでも違ってくる。

 

 

それでも、

 

「自分らしく生きられたらいいな」

 

という気持ちに従って生きてこれた10年だと思う。

 

 

ただ、「結果」に注目してもただの自己満足でしかない。

 

これからへの教訓にしたり、

 

誰かに役立ててもらったりするには、

 

「何がこの結果を生んだのか」を考える必要がある。

 

 

なぜ、たいした夢や目標もなかった自分が、

 

人生を大きく変える10年を歩めたのか……

 

 

もちろんいろんな人や本との出会いは大きかったんだけど、

 

おそらく何よりも大きな影響を与えてくれたのは、

 

毎日・毎週の「振り返り」だ。

 

(だからこそ、立ち止まって考えることを塾の中心に据えている)

 

 

「今日はどんな1日を過ごしていたか?」を振り返る日記は、

 

実は大学生の頃から少しずつ始めていた。

 

(英語力を高めるトレーニングとして英語で日記を書いていた)

 

最初はとりとめもない出来事の記録でしかなかった日記が、

 

「自分の心との対話」に進化していったのは、

 

先生になって人生に挫折を感じ始めた頃のことだ。

 

 

仕事でやらなきゃいけないこと、

 

生徒に教えないといけないこと、

 

どんなに自分の心が疑問や不満に感じても、

 

「仕事」だからやらないといけない……

 

 

自分の気持ちにウソをつかないといけない日々の中で

 

自分の気持ちをしっかり守り通すには、

 

自分の心が建前や世間体で曇らないように、

 

心が感じている本音をしっかり確認して記録に残すことが大切だ。

 

 

今日は何を感じて過ごしていたか、

 

本当は何を感じて過ごしたかったか、

 

今日は何を大切に生きようと思うか、

 

実際にはどんな過ごし方をしていたか、

 

明日は何を大切に生きようと思うか、

 

 

自分の心の声を確認する毎日が大切だ。

 

 

それが積もり積もって、

 

今週はどうだったか、来週はどうしたいか、

 

今月はどうだったか、来月はどうしたいか、

 

今年は…来年は…

 

 

「振り返り」の延長線に「計画」や「目標」ができていった結果、

 

大きな変化が生まれた記録がこの10年だと思う。

 

 

いきなり大きな目標や計画は立てられないけど、

 

日々の生活の中で感じる「自分の本当の気持ち」を

 

少しずつキャッチして大事に守り通していけば、

 

人生はきっと望んだ方向に進んでいく。

 

 

何もないように感じていた自分だったからこそ、

 

「0から」積み重ねた経験は財産になる。

 

 

◎「お金がなくてもやりたいこと」にこだわった

 

◎「人脈がなくてもできること」に集中した

 

◎「経歴がなくても輝ける自分」を磨いた

 

 

お金がない、人がいない、経歴がない……

 

その時々の「貧しさ」はものすごくつらい。

 

でもそこで得た「経験と知恵」はこれからに活きる。 

 

 

もしお金や人脈や資格を先に確保していたら、

 

これからの10年もきっと先に「安心材料」を求めただろう。

 

 

お金や人脈の奴隷になる必要はない。

 

自分の心を大切にして生きる道がある。

 

 

その確信を持って次の10年を歩もう。

 

一人でも多くの人にそんな生き方を伝えよう。

 

自分らしい人生を歩むための教育をつくろう。

 

 

10年前の俺、心を大切に守ると決めてくれて、ありがとう。

 

10年間で出会えたみんな、いろんな知恵や経験を共有してくれて、ありがとう。

 

 

10年後の俺、より充実した人生や社会のために、よろしく。

 

10年間で出会うみんな、一緒に人生を築けるように、よろしく。

 

 

じゅくちょう 福田幸志郎