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「本番」で自分の力を最大限に発揮するための頭の使い方

 

 チェフへ

 

いよいよ試験本番、気分はどうだい?

 

勝負事っていうのは、

誰でも緊張するものだ。

 

失敗したらどうしようとか、

もっとこうしておけばよかったとか、

不安や後悔を考えればキリがない。

 

人間の脳っていうのは、

生存していくための都合上、

理想を考えるよりも不安を考える方が

得意なようにできている。

 

(思考を司る大脳新皮質と

本能を司る脳幹がなんたらかんたら……)

 

でも、だからといってそのまま本番に臨めば、

おそらく本来の力を発揮できないまま

終わりを迎えることになるだろう。

 

だから今日はそんな失敗や後悔を避けるために、

「本番で実力を発揮するための頭の使い方」

を伝えておこう。

 

 

今日のテーマは大きく分けて6つ!

 

1.試験本番で絶対に避けたい思考パターン

 

2.緊張が引き起こすパフォーマンス低下のメカニズム

 

3.自分のベストパフォーマンスを発揮するための秘訣

 

4.本番の直前にやるべきこと

 

5.本番を迎えるまでに済ませておくこと

 

6.もしうまくいかなかった時の対策

 

 

では、少し勉強の手を止めて読んでみてほしい。

(読む目安の時間は10分)

 1.「本番」で絶対に避けるべき考え方

 

まず、試験本番で絶対に避けてほしい

「頭の使い方」から伝えておく。

 

試験当日に「大丈夫かな?」と考えること、

この不安は絶対にスッキリ解消しておく必要がある。

 

おそらくほとんどの人がこれをしてしまうんだけど、

実は「大丈夫かな?」と考えることで

パフォーマンスが下がって、

結果的に失敗してしまう人が多い。

 

だから、試験当日はいかに

「大丈夫かな?」と考えずに臨めるかが重要だ。

 

どんなに入念に準備をしても、

緊張や不安をまったく感じないように

するのは至難の技だ。

 

(そして実は、

まったく緊張や不安を感じないことも

パフォーマンス低下につながるから、

バランスってほんとに難しい……)

 

そこでまずは、

「緊張や不安のメカニズム」を

理解することから進めてみよう。

2.「緊張」が引き起こすパフォーマンス低下のメカニズム

 

緊張や不安は、

脳が身の危険を想定した時にあらわれる感覚だ。

 

「身の危険」とは、必ずしも生存の危険だけじゃなく、

恥や挫折といった精神面の危険も含まれる。

 

これは冷静に対処することで、

ある程度はコントロールができる。

 

(試しに、ちょっと読むのをやめて、

「何に不安や緊張を感じているのか」

を白い紙に書き出してみるといいだろう。

 

より具体的に詳しく書いていくほど、

意外と冷静に考えることができるはずで、

もし書けないならそれは、

ただ幻想に惑わされているだけだ)

 

緊張や不安は、適度にコントロールできれば、

より良いパフォーマンスを発揮してくれる。

 

なんとかホルモンとかなんとかアドレナリンとかが、

脳を一種の興奮状態に保ってくれるからだ。

(↑ちゃんと調べろよ)

 

しかし、不安や緊張のコントロールを間違えると、

パフォーマンスは逆に下がってしまうことになる。

 

どんな時にそれが起こるかというと、

「どっちつかずの状況にある時」だ。

 

脳は、決断することに多くのエネルギーを使う。

 

勉強も試験でも、スポーツの試合でも、

一瞬一瞬の「判断」に一番エネルギーが使われている。

 

集中状態で判断すると良い成果につながるんだけど、

その時に「結果がうまくいくかどうか」という

本番そのものに関係ないことに頭を使ってしまうと、

「本番に集中するためのエネルギー」が奪われてしまう。

 

その結果、パフォーマンスが下がって失敗しやすくなる。

余計な心配をした結果、それが実現する……

これってすごくもったいないと思わないか? 

 

だから本番は、

「迷いをなくすこと」が何より重要になる。

 

じゃあ、どうすれば「大丈夫かな?」と考えないようにできるか。

 

余計なことを考えずに、

本番に集中するための頭の使い方をお伝えしよう。

 

 

3.自分のベストパフォーマンスを発揮するための秘訣

 

難しいことはまったくない。

 

要するに、「結果がまだわからない」

と思っているから心配になるなら、

「もうすでに結果は決まっている」

と考えてしまえばいい。

 

本番のがんばり次第で結果が変わることは、

実はない。

 

大抵は、それまでの積み重ねで

もう勝負が決まっている。

 

だったら、本番を迎えたその時点で、

「結果は決まっている」

と考えた方が迷いが消える。

 

そもそも、

本番のちょっとの時間だけで結果がガラッと変わるほど、

薄っぺらい挑戦をしているわけじゃないはずだ。

 

 

大事なことなら、

それこそ何週間も何ヶ月もかけて準備してきたはずだ。

  

本番は、その全部をかけて臨むものであって、

本番当日の一瞬だけで勝負するわけじゃない。

 

だから、直前でジタバタしても無駄だと思う方がいい。

 

当日の一瞬の運やひらめきをあてにするのではなく、

それまでの長期間の努力や願望をあてにしよう。

 

そのためにも、本番の直前にやっておくといいことがある。

4.本番の直前にやるべきこと

 

それはずばり、

「今までの積み重ねを見直すこと」だ。

 

積み重ねたものの大きさがわかればわかるほど、

本番は自信を持って集中することができるはずだ。

  

今までたくさん鍛え続けてきた証拠があると理想的だ。

 

勉強なら書き込んだノートや読み込んだ本、

スポーツならトレーニング時間や練習量、

「努力の量」は何よりも自分に自信を与えてくれるはずだ。

逆に、もし見直しをしてみて量が足りないと思うなら、

それはそれで結果の良し悪しを気にする必要はない。

 

そもそも十分な努力ができてないなら、

本番にうまくいくかどうかを考える必要なんてないだろう。

(その場合はどうすればいいかは、最後にお伝えする)

 

だから、本番直前にこれを言っても意味がないんだけど、

本番を迎えるまでに準備しておくことが何より重要だ。

 

5.本番を迎えるまでに済ませておくこと

 

いざ本番を迎えた時には、

「今までで全部やりきった」と思えていてほしい。

 

これまでの半年間は、

そのための日々を積み重ねてきたはずだ。

 

半年前にイメージした通りに、

本番直前を迎えられているだろうか?

 

「本番をどんな状態で迎えたいか」を想像して、

そのために必要な準備をすべてする。

 

ぜひ次からの挑戦でもこれは覚えておいてほしい。

 

全部やりきったと思って本番に臨めたら、

不安や緊張は適度にコントロールできるし、

たとえ失敗しても悔いは残らないはずだ。

 

あの日に思い描いた本番直前の心境と、

今の実際の心境が重なっていることを信じて、

本番はベストパフォーマンスを発揮してほしい。

  

6.もしうまくいかなかった時の対策

 

そして最後に、

もしそれでも結果が出なかった時のこと…

もしベストな積み重ねをして結果が出なかったなら、

 

それは「その分野に進むべきではない」

という本能からのメッセージだ。

 

人間の知性というものは、

大きく分けただけでも6〜7つくらいある。

(例:計算、言語、美術、音楽、運動、精神 など)

 

1つの試験や試合で測られる知性なんていうのは、

せいぜい1つか2つであって、

すべての知性が問われる試験はおそらくない。

 

つまり、何か1つ勝負してうまくいかなくても、

他にまだ最低でも5つか6つくらいは

勝負できるポイントが残っている。

 

(もっと細かく知性を分類する人もいるから、

「最低でも」だ)

 

だったら1つの知性でうまくいくかどうか一喜一憂するより、

「これは自分が勝負すべき知性ではないということがわかった」

という理解にとどめておいた方が、

これから先の人生に前向きになれないだろうか?

 

都合の良い考え方だと思う人もいるかもしれないけど、

いろんな価値観が入り混じる人生や社会で重要なのは、

「何が正しいか」ではなく、「何なら納得できるか」だ。

 

唯一の正しい答えなんてない。

自分の人生における答えを探せばいい。

それは必ずしも人と同じとは限らない。

 

だから、ここまで挑戦してきた積み重ねそのものを評価して、

本番は純粋にその時間を味わってきてほしい。

 

それは、人生のほんの一部の区切りでしかないのだから。

 

その一区切りだけで人生は決まらない。

 

もっと大きな流れの中で人生は決まっていく。

 

今の君ならきっと大丈夫だ。

 

さあ、本番を楽しんでいこう。

 

君の今までのすべてがありのまま発揮されますように。

 

じゅくちょう

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コメント: 1
  • #1

    立花美彦 (金曜日, 18 1月 2019 13:58)

    じゅくちょう、本当にありがとうございます。

    今、ちょっと涙が出てます。

    わざわざ時間を掛けて彼の為にこの様な素晴らしい文をしたためて頂き、親として感謝致します。

    結果はどうなろうが、本人はじゅくちょうから数々の素晴らしい発想を得られたと思うので、それらを糧にして強く生きていけると思います。

    私も全力で彼を応援したいと思います。

    桜咲く頃、じゅくちょうに彼から報告させます。

    これからも宜しくお願い致します。