将来について考える1「働き方」

 

多くの中高生に、

 

「なんのために勉強するんだと思う?」

 

って聞くと、

 

「将来のため」ってほとんどの人が答える。

 

 

でも、その大半は自分の考えじゃなく、

 

大人たちがそう言ってるから、

 

そのまま信じてるだけ…

 

(他に判断材料がないんだからしかたない)

 

 

僕たち大人が子どもに対して伝える話っていうのは、

 

実はめちゃくちゃ大きな責任がある。

 

 

じゃあ、実際僕たち大人は、

 

将来の「働き方」についてどれくらい知ってるんだろう?

 

これは推測も入ってるけど、おそらく「教育現場」には、

 

社会人になって働くことの楽しさを知っている人があまりいない。

 

 

学校の先生のほとんどは就職経験がないし、

 

就職経験がある人でも、

 

働く楽しさを知った上で先生になった人はおそらくあまりいない。

 

(仕事に挫折して、生活のために先生になった人と、どっちが多いかな?)

 

 

子育て中の母親は、

 

20代のしんどい時期の仕事しか知らずに出産・育児を迎えるか、

 

仕事や生活に必死で楽しさを考える余裕なんかない場合が多いんじゃないだろうか。

 

父親にいたっては、教育現場を真剣に考えてる人はどれくらいいるだろう?

 

 

さらに、働く楽しさを知ってる人は、

 

稼ぐことに夢中で教育現場のことまで考えてない人が多かったり、

 

教育への想いはあっても子どもにうまく伝える術を知らなかったりする。

 

 

つまり、働く楽しさを知った上で教育に携わるっていうのは、

 

ほとんどの場合はできてないんじゃないだろうか。

 

 

だから、「将来のために勉強!」とは多くの人が言ってるけど、

 

結局は目先の受験のためだけであって、

 

勉強が本当に将来のためになってるかどうかは、

 

実はほとんど検証されていない。

 

(もし検証されたとしても、

 

 「学校の勉強が役に立たないなら、何を教えればいいのか」

 

 という次なる問題が出てくるから、

 

 多分誰も検証したくないんじゃないだろうか…

 

 この辺の問題は、「教育の不都合な真実」シリーズを読むといい)

 

 

じゅくちょうが先生を辞めたきっかけの1つが、

 

この「働き方と教育」の関係だ。

 

 

『金持ち父さん、貧乏父さん』シリーズでおなじみのロバート=キヨサキ氏によれば、

 

人の働き方は4つのタイプにわかれる。

 

(教育に携わる人で、このシリーズを読んでない人は、はっきり言って致命的だと思う)

 

 

 

裏を返せば、「働き方」は4つしかない。

 

 

1 従業員

 

2 自営業

 

3 ビジネスオーナー

 

4 投資家

 

 

小学生や中学生の頃に実施される「将来なりたい職業」みたいなやつがあるけど、

 

警察官、看護師、会社員、消防士、医者、弁護士、大工…

 

そのどれもが実は「従業員」でしかない。

 

スポーツ選手やミュージシャン、自分のお店を持つことは、

 

「自営業」に集約される。

 

 

教え子たちのこれからの人生を考える教師として、

 

じゅくちょうは衝撃的な事実に気付いた。

 

 

「ビジネスオーナー」と「投資家」、あるいは「自営業」でさえ、

 

どうやって目指せばそれができるのか、自分自身が知らない!

 

 

「自分の知ってる範囲の教育しかできない」

 

これ以上の無責任があるだろうか?

 

 

「スポーツ選手になりたい」「お金持ちになりたい」という希望に対して、

 

自分が知らないというだけで、

 

「そんな夢は叶わないよ」「それができるのは一部の恵まれた人だけ」

 

って子どもにあきらめさせようとする…

 

自分が知らないだけなのに、都合の悪いことは考えず、

 

勉強して進学して就職する道しかないように教える…

 

 

果たしてこれが「教育」なのだろうか?

 

教育とは、人生の可能性を広げるものじゃないのだろうか?

 

 

今となっては、「学校教育=従業員になるための訓練」だと学んだから、

 

学校が悪いとか教師が悪いとか思うことはない。

 

(彼らは、子どもを従業員にするという目的に向かって日々がんばってるし、

 

 おそらくその目的はしっかりと達成されているんだろう)

 

 

でも、じゅくちょうがしたい教育はそれじゃない。

 

もっと自由に、いろんな可能性を信じて、楽しみながら生きていくための教育に、

 

じゅくちょうは人生の情熱を注ぎたい。

 

いろんな世界があることを知って、

 

それでも従業員としての働き方が良いと思うなら、それは素晴らしい答えだと思う。

 

何も知らずに、従業員になる道しかないと思い込まされて働くのは、

 

ただの洗脳でしかないと思う。

 

 

そんなわけで、まずは自分自身がいろんな働き方を知ろうと思って、

 

じゅくちょうは先生を辞めた。

 

 

自営業の働き方を始めたのが2010年、

 

周りの協力もあって、2014年には会社にして本も出版でき、

少しずつビジネスオーナーや投資家の働き方もできてきてる。

 

 

自分が知らないというだけで、人の可能性を潰すのは無責任だ。

 

「自分が知らない世界がある」ということを認め、

 

知らないことを知ろうとすることが、

 

子どもを導く大人たちの責任なんじゃないかと思う。

 

 

子ども自身にも、「どんな働き方があるのか」を知り、

 

「どんな働き方をしたいのか」を真剣に考えて日々過ごしてほしい。

 

(働き方によって、やるべき勉強はガラッと変わるのだから)

 

じゅくちょう