2015年

10月

27日

耐えるべきガマン、避けるべきガマン


「ガマンしておけば、

 将来もっと良いことがある」


という甘い言葉で、

子どもにガマンを強いる大人は少なくない。


でも、なんでも全部ガマンすればいいか

というと、必ずしもそうではない。


(ガマンして心が壊れては本末転倒だ)


耐えるべきガマン、避けるべきガマンがある。


どんなガマンが大事なのかというと、

「それをすると、どんな良いことがあるのか」を

明確にイメージできるガマンだ。


「勉強すれば、将来の選択肢が広がる」では

全然イメージが明確じゃない。


「集団行動に慣れると、社会に出てから苦労しない」では

全然イメージが明確じゃない。


じゃあ、どんなのが明確なイメージなのか?


「勉強すればモテる」はどうだろう?

(ガマンして勉強しようと思わないか?)


「リーダーシップを身につければ、

 人を思い通りに動かせる」はどうだろう?

(ガマンしてリーダーシップを発揮しようと思わないか?)


「計画性を身につければ、

 自分の人生を思い通りにデザインできる」はどうだろう?

(ガマンして計画を立てようと思わないか?)


ガマンってのは、

その先にワクワクするものがあって初めて

耐える気になれるし、大きな効果がある。


(そう、はっきりとした良いことのためのガマンなら、

 むしろ進んで耐えようという気になるだろう?)


ガマンそのものに価値はない。

ガマンした先にある、ワクワクする気持ちに価値がある。


忍耐力や勇気を身に付けたい(身に付けさせたい)なら、

その先にある楽しさをまず大切にしよう。


じゅくちょう