119.自分を表現する

おはよう!じゅくちょうだ!

昨日事件が起きた。

うちの塾生が、またやらかした。

授業が終わってLINEを見てみると…

「先生にめっちゃ怒られた…」


まったく、人との関わり方を

うちで学んでいながら何やってんだ…

(その塾生とは先日の授業で

「いかに学校の先生と良好な関係を築くか」

ということについて話し合ったばかり…)


とりあえず、頭ごなしに叱るのは

うちのやり方じゃないから、

「お、どーした?」って聞いてみた。

そしたら、


「テストで100点やったから」


…いや、すごいやん☆

なんや怒られたって冗談か〜…

(よし、うちの教え通り…

って、勉強教えてないけど。)



「破ったった」







は!?!?!?

破った?100点のテストを!?

先生やクラスメイトの前で!?


…そんなこと、

うちの塾で教えてねーよ…と思ったら、

以前別の塾生と、

「テストで100点取った時に、

『ま、こんなんできても、

たいして将来役に立たへんけどな』

って言いながら答案破ったら

かっこいいよな〜」と

冗談半分で話していたことはある…

(テストは、過程が大事なのであって、

結果はついででしかない。)


まさか本当に実行する奴がいるなんて…汗

全国の中高生に

「一度はやってみたいことランキング」という

アンケートを実施したとしたら、

おそらく第一位に輝く行為じゃないだろうか。

(夜の校舎、窓ガラス壊して周るのと

いい勝負かな?尾崎豊さん…)


常識で考えると、

彼の行為はちょっと極端かもしれない。

学校の先生からすると、

がんばって作成したテストを、

しかも想いに答えてくれた満点の解答を、

破り捨てられるのは

ショックが大きい部分もあるだろう。

(「先生は悲しい」って言えば、

その辺は多少は理解もされるはずなのに、

「テストは破るもんじゃない」とか

「100点は努力の結晶だ」とか

取り繕うから生徒に伝わらない…)


でも、彼の行動の「背景」にあるものに

目を向けてほしい。

なぜ、彼がそういう行動をとったのか?


ただ目立ちたかったからとか、

かっこよさそうだったからとか、

仮にそういう表面的には軽い理由だったとしよう。


でも、

「なぜそれが目立つのか、かっこいいのか」

を考えるとどうだろう?


背景には、

「中高生が勉強や先生の評価に怯えている」

というものがあるんじゃないだろうか。

みんなが恐れているものに対して

勇気を出して立ち向かう…

だからかっこいいんじゃないだろうか。


「大人に負けるな」

「勉強ができなくても大丈夫」

「自分は恐怖に屈しない」

ってメッセージじゃないだろうか。

(あくまで仮の話。そういえば、

サッカー日本代表の長友選手も、

サッカー強豪校へ進学するにあたって、

みんなから贈られた花束や色紙を

その場で捨て去って旅立ったとか…

プロになる覚悟の証として。)


もしみんなが勉強や先生に対して

怯えたり恐れたりしてなければ、

100点の答案を破ったからといって

誰も驚きはしないし、ただの痛い奴でしかない。


ただ答案を破ったから悪いとか

行いがみっともないとかじゃなく、

彼の行動の背景にある

「メッセージ」を読み取れる大人は、

果たして周りにどれくらいいるだろう。


昨日の午前中にお話しをしていた方は、

学校と将来についてこんな話をしていた…


「将来を幸せに生きていくには、

『自分を表現する方法』を知ること。

文章を書くのが自己表現かもしれないし、

家を建てることかもしれない。

音を奏でたり、ラーメンを作ったり、

人に何かを教えるすることかもしれない。


学校とは、勉強するためとか、

義務だから行かなきゃいけないとかじゃなく、

そういう自己表現の方法を

たくさん試すために行くのが

いいんじゃないかな」


自分を表現することを試せる環境は、

学校や家庭にはあるだろうか。

(不登校も、自己表現の一つ…要は

学校にそれだけ魅力や環境がないっていう

子どもからの素直なメッセージ)


また、大人のあなたにも、

自己表現の場はあるだろうか。

あなたにとっての自己表現は、

決して世間を批判したり

子どもを叱ったりすることじゃないはずだ。


どんなことでもいい。

普段の生活の中で、

あなたが自分を表現する方法を

たくさん見つけよう。

それが素敵な人生を創るもとになる。


では、素敵な週末を☆

じゅくちょう