30.「強制」だけでは成長しない理由

(2013.1.18)

 

昨日は一年の「テーマ」についてお話ししましたが、

一年の目標について子どもに尋ねると、

大抵こんな目標が返ってくるのではないでしょうか。

「成績で○をとりたい(なくしたい)」

「部活の大会で結果を出したい」

「勉強も遊びも両立したい」


…これを聞いて安心してはいけません。

「子どもは大人に気を遣うプロ」です。

気を遣わせるということは、

深い信頼関係を築けていないということです。


先日ある塾生と、

目標設定に関してこんな話をしました。


塾長「最近、何をしている時が一番楽しい?」

塾生「パズ○ラ」

塾長「それ、今年がんばりたいことじゃないの?」

塾生「うん、そうやで」

塾長「なんで、目標の一つとして書かへんの?」

塾生「…なんでやろ?ゲームはダメって教わってきたから?」

塾長「それ、自分の関心の何%くらい占めてる?」

塾生「95%くらい…笑」

塾長「それ無視して、勉強や部活だけがんばりたいの?」

塾生「…嫌や。笑」


そんな目標設定をしても、

大した結果を生まないのは目に見えています。

95%の関心は別のところにあるのですから。


関心を無視した目標設定には

「きれいごと」がいっぱいです。

そして、そのきれいごとは「人質」に取られます。

「自分で言ったことはちゃんとやりなさい」

…大人が言わせた言葉だとしても。


これでは目標達成も内面の成長も

期待できません。


95%の関心(ここではパズ○ラ)を

目標にしてはいけないのでしょうか?

その目標達成のために、

勉強やお手伝いを利用するのは?


例えばこのような条件を話し合って決めます…

・ゲームは一日○時間

・目標達成の期日は○月○日

・最低限しておきたいと思う勉強量は○分

・最低限しておきたい手伝いは○○

・気をつけておくおとは○○


子ども(大人)だって、

いつまでもゲーム(趣味)をしていたいと願う反面、それが

直接将来や今の生活の役には立っていないことくらいわかっています。


しかし、ゲームや趣味が、

自分が成長するチャンスになるならどうでしょう?

ゲームをする目的が、

「誘惑に打ち克って時間管理すること」や

「目標に向けて集中すること」なら、

どうでしょう?

楽しさ+反省+挑戦=時間管理能力ですね。


「ゲームには価値がない」

と決めつけるのではなく、

成長に結びつく道を考えてみてはいかがでしょうか。


もし、ゲームや遊び・趣味から

成長できる部分があるとしたら?

「生活の95%を占める関心」が、

直接子どもの成長に結びつくとしたら?


勉強やお手伝いの意識を高めることも大切ですが、

「関心」から始まる成長も大切に☆

では今日も一日楽しんで!

じゅくちょう