18.「行動」より「出発点」を見る

じゅくちょうだ。

 

今回の記事は今からだいたい一年前くらいの記事だ。

 

当時中学生だったじゅくせいからの相談…

 

僕らは人の行動が気になるけど、

 

本当に大切なのは「動機」の方…

 

 

なぜその行動をするのか、本心がわかると行動は自然と変わる。

 

 

↓ここから↓(2012.9.21)

 

こんにちは、福幸塾じゅくちょうの福田幸志郎です。

最近、「○○のジレンマ」という表現にはまっています。


「自分は優しい」と思っていると、残酷なことも正当化してしまう、

「優しさのジレンマ」


「自分は教育者だ」と思っていると、教わることや自主性を見落としてしまう

「教育のジレンマ」


「自分は成長した」と思っていると、次の成長に向けた意欲が湧かなくなる

「成長のジレンマ」


「ジレンマ」を抱えている人、常に悩みながらがんばっている人が、

人生や社会をより良いものにしていくのでしょう◎


今日はある塾生の事例から、

「学校現場と思春期の思惑」についてお話しようと思います。


先日、中学生のある塾生がメイクをして学校に行きました。

亀岡の中学校ではメイクや髪染めが禁止されているので、

当然先生の注意を受けることになりました。


先生と生徒が対立した時、

 

短期的には先生が勝って生徒が負けているように見えます。

しかし、実は「どちらも負け」ているのです。


生徒に言うことを聞かせた先生は、どんなことを感じるでしょう?

充実感や達成感、期待感でしょうか?

優越感や疲労感でしょうか?


そして、生徒のその後の行動はどうなるでしょう?

先生や大人が思い描くような行動を取るでしょうか?

あるいは、大人への反抗心や不信感を抱くでしょうか?


先生も生徒も、行き着く先が「マイナス」となってしまうのは、

どちらも出発点が「マイナス思考」だからです。

亀岡駅から京都行き電車に乗っても園部駅には着けません。

(はい、超ローカルネタ)


だから、出発点は「プラス思考」である必要があります。

学校でメイクが禁止されているのはなぜでしょう?

女子生徒はなぜメイクをしたがるのでしょう?

「服装の乱れは気持ちの乱れ」ですね。

「自分の外見に自信がない」ですね。


これをプラス思考に変えるとどうなるでしょう?

「肌を長期的に美しく保つ方法を知ることと、

 将来を見据えて今できる行動をすることは同じ」

「自信のないところを隠すメイクではなく、

 より綺麗になるメイクや内面を磨くことを考える」

…両者の意見が一致しませんか?


先生には「生徒に夢を追いかけて人生を切り開いてほしい」という想いがあります。

応援したい、支えたい、可能性を信じたい…素敵な想いがあります。


生徒には「外見も中身も、もっと良い人間になりたい」という想いがあります。

不安を解決したい、成長したい、夢を見たい…素敵な想いがあります。


本来、両者は対立し合う存在ではなく、同じ方向を目指し合う存在です。

先生も生徒も親も、目指す先を共有できていれば、

対立することはありません。


もし今度、何か対立することがあれば、お互いの意見の「プラス」の側面を見て下さい。


え、じゅくちょうは塾生にどんなアドバイスをしたのかって?

「君の顔を褒める人は大勢いても、けなす人はほとんどいない。

 嫌なところを隠すメイクをしても、自分からは隠せない。

 それじゃメイクをするほど自分を嫌いになるよね。

 だから良いところを輝かせるメイクをしよう。

 まずは自分の良いところをたくさん探そう。

 自分に合うメイクは自然と見つかるから。」


…そこまでかっこよくは言ってないかな~…笑

これは「美しさのジレンマ」ですね◎